2007年06月20日
起業への軌跡 「NELCO時代その6」
久々に起業時代の話です。
NELCO時代。久保先輩との出会いの他に僕の人生を変える大きな出会いがありました。
それは、元ハイパーネット社長 板倉雄一郎氏との出会いです。
板倉さんとの出会いは、その失敗を赤裸々に綴った『社長失格』という本でした。
社長失格は、起業家志望の人には是非、オススメしたい本ですが、僕のとにかく夢中になって感情移入して一気に読破しました。
そして、読み終わった後には、
(板倉さんに絶対に会いたい)
と思い、あとがきにあった事務所のサイトに訪れてメールを送りました。
勿論、最初はご丁重にお断りされたものの、半ば、ストーカーのごとく食らいついた結果、お会いすることが出来ました。
(後日、僕の結婚式のスピーチで、「2000通貰ったメールの中で一番、しつこかったストーカー」といわれてしまいました(汗)。)
当時、22歳でした。
緊張しました。
ニュービジネス大賞も受賞し、日本発の米国NASDAQへの上場準備もしており、ベンチャーの雄と言われた板倉氏との会食です。
板倉さんとは都内某所のホテルで会ったのですが、会った瞬間から衝撃的でした。
頭の回転が速く、決断も早い。
全身からオーラを発していてとてつもないエネルギーも発してして、とにかくエキサイティングでした。
当時の板倉さんと同い年の会社の先輩と比べてしまうと、その能力と経験、スキルの差は新人の僕でもわかるほど、歴然でした。
僕は板倉さんに対してのプレゼンであることを用意していました。
それは、
(散々、優秀な人たちと仕事をして来た人だから、新人の僕が何が出きるといっても面白くもなんともないだろう。だから、今までの僕の経験でもっとも最悪なことを言おう。)
そう思って、あまり話したくはない、僕の最悪の過去の話をしました。
倒産後、それほど、時が経っていなかった板倉さんには何か伝わったのか、別れ際に、笑顔で
「今日は楽しかったよ!ありがとう!」
とお別れしました。
そのとき、板倉さんへの弟子入りを志願してそのテストということで宿題を出されていました。
まずは、一時面接を突破した。
そんな心境でした。
同時に、板倉さんと出会い、なりたい自分を再認識し退職の決意を固めました。
2007年06月20日 02:35

