2007年11月21日
グルメ 「LA TOUR D'ARGENT TOKYO」
日記の続きです。
ナベ家の会食でホテルニューオータニは
いわゆる鴨料理で有名なかのトゥールダルジャンに行って参りました。
ここは、コースが約20,000円からあり、グラスワインはなく、全てボトル。
ボトルも約15,000円からなので、要するに、普通にアペリティフ、ワインボトル、チーズ、食後酒までいくと客単価30,000円は下らないでしょう。
もっとも、寿司で有名な銀座の久兵衛やすきやばし次郎あたり行く寿司だけで30,000円は超えますが。。。
僭越ながら、諸先輩方や恩師に多々、フレンチを連れて行ってもらった事があり、マナー程度に高級レストランは知っていた自負はあったものの、トゥールダルジャンは凄かったです。
何が凄いかって、その入り口から洞窟に入るような重厚感のあるエントランス。
洞窟を抜けるとウェイティングスペースが広々と設けられ、椅子、テーブル、小物、ひとつひとつが歴史を感じさせる重厚感があります。
更に、短いトンネルチックな通路をを抜けると、ダイニングスペースが広々をあります。
全て円卓。
天井にはシャンデリアがあり、壁も歴史を感じさせる鏡ちっくなものがあり、フランスは貴族社会を感じさせる雰囲気満載です。
ドレスコードも男子はセミフォーマル。
ジャケット、タイは必須。
ギャルソンも一流を思わせる雰囲気があり、良くテーブルも見ているし動きもしっかりと連携が取れています。
で、気になるお料理ですが。。。
今回は姉夫妻のご招待ともあり、鴨の血とレバーのソースの鴨料理をメインで頂きました。
全てのディッシュが格別だったのですが、この血とレバーのソースを使った鴨料理はすんばらしい。。。
鴨の肉質も火の入り加減も厚さも良く計算されている。
そして、そんな鴨の肉にこれでもか!!とあわせてくる血とレバーで作った濃厚かつスパイシーなソース。
これがまた、良く合います。
所感ですが、やっぱり、フランス文化ってその貴族文化の凄さを感じます。
テーブルの近くで、円筒形の万力が付いた機械をギャルソンが力いっぱい、二人係でぐるぐる回しているのですが、後で聞いたら、鴨のガラを入れて血を絞り出しているそうです。
(厳密には骨髄と一緒に入れたレバー)
更に、鴨も締めて血抜きをせずに体中に血を残した状態にしてサーブしているので、鳥である鴨の肉の色が赤いわけです。 (※動物愛護団体から訴えられること間違いないでしょう。)
やっぱり、贅を極めたフランスは貴族のために考えられた料理と文化の一面を垣間見ました。
しかも、この濃厚な料理。
間違っても作り手によりますが、ピノノワール品種よりも、濃い~カベルネソーヴィニヨンが合うと思われるこの料理。
間違っても日本人では思いつかないであろう、ヨーロッパ人が考え付く料理です。
(とても美味しいと思いますが、日本人が毎日食べるものでは決してないでしょう。)
かのミシュランでかつて三ツ星を得たセーヌ川にたたずむ本店。
昨日、プレスリリースのあった東京版ミシュランでも一つ星をゲットしたトゥールダルジャン東京。
その星に恥じない、かつての貴族たちが愛した食文化がここにあります。
死ぬまでに一度は行く価値のある名レストランに間違いないでしょう。
姉夫妻。
どうも、ご馳走様でした。
P.S
例によってクレームは一切、受け付けません。
2007年11月21日 00:45

