2008年11月06日
日記 「セレブパーティに見る景気後退」
実体経済における景気後退はとっくに感じているのですが、特にそれを実感させる出来事がありました。
5年前くらいでしょうか。当時僕が26歳の頃だったと記憶していますが、業界では著名なとある外資金融機関の方に呼ばれて、お食事会に行ったことがありました。
そして、その会で知り合ったとある男性と名刺交換をした記憶がありましたが、その男性とはそれっきりでした。
(僕は記憶力が良いのであった人の名前と会社名だったり、住まいだったりを何年経っても覚えています。)
それから月日は流れ、最近、セレブパーティのメールがその方から送られてきます。
当時は全く別の職業だったので、
(ああ、その後、こういった仕事を自分でやっていたんだ。。。)
と思いました。
同時に、
(5年も経ってから、どうせ覚えてもいないであろう僕にこんな画一的なダイレクトメールを送るなんて全く、失礼な奴だ。)
と思いながらも、
(過去の名刺をひっぺり返してメールを送っているんだろうから、どうせ集まりが悪いんだろう)
と思っていました。
別の意味で興味があったので、サイトも見て、メールの広告文章も見ました。
まあ、簡単に言ってしまえば、
・女性比率が多いです!初参加率の女性が多いです!
(⇒どうせ、男性常連からして同じメンツの女性が多く客離れを起こしているんだろう。)
・職業は、社長秘書、航空会社客室乗務員、モデル、云々かんぬん。。。
(⇒どうせ、女性宛メールには、逆を書いてるんだろう。。。)
・飛び入り参加は不可です。人数制限あるので締め切りわずか!
(⇒嘘つけ!!)
とまあ、正直、ここ2週間くらいで立て続けに3通くらい送られてきて、呆れて配信停止の返信もせず、迷惑メールのリストに入れて自動的にゴミ箱行きに設定しました。
まあ、正直、文面読むと
(ただの出会い系パーティな癖に、シークレット感とかセレブ感とか僕はどかのイベント会社の役員で副業ズラ出すなよ。)
というところが大きかったです。
パーティをやるのは全く否定もしないし良いと思う。
僕も店を借り切ってのパーティはやったことが無かったけど、前の家でホムパは何度もやっていたし。
でも、全く理念を感じないのが腹が立つ。
まあ、5年ぶりにこういったDMを送ってくる時点で、僕の中では完全にNGなのですが、ようするに、
「あなたは何がしたいの?」
という僕の問いには、状況から見るに、
「僕は本業が出会い系パーティでして、それでお金を儲けたいです。」
という答えが返ってきます。
出会い系でもそれはそれで立派な価値あるものだと思うし、だったらもっとトコトン出会い系の価値を考えてもっと的確に伝えてくれた方がよっぽど気持ちがいいです。
まあ、僕が言うまでも無く、実質上の収益源となる男性もバカじゃないから、そんなのわかった上で、みんな状況見ながら参加したりしなかったりなんだと思う。
話を元に戻すと、これらのパーティ参加者に多かったのは、やはり外資金融機関なのですよ。
でも、友人達を見ているとゴールドマンは別の意味で忙しそうだし、CDSの強かったドイツ証券の友人は、本当の意味で遊んでいる場合じゃなく仕事に全力投球しているし、今は誰も’遊んでいる状況ではない’、という感じです。
そんな背景の中、5年ぶりのDMに内容を鑑みると、やっぱり、苦しいんだろうな、、、と思う。
一方、先日、久しぶりに前の家のときによく通っていた白金はワインバーの香土にふらりと立ち寄った。
香土はオーナーの潤さんにとても良くしてもらっていたし、客層もよく、外資証券マンのお客さんも多かっただけに、このリーマンショックが心配なこともあって立ち寄った。
シェフのまことさんも元気そうだったし、潤さんも元気そうだったし、何よりお店もほぼ満席だった。
(ほんと最近、暇なんですけど、今日はたまたまですよ)
という、まことさんだが、確かに景気からすると落ちてはいるのかもしれないが、あまりそれを感じさせない。
そして、何より嬉しかったのが潤さんの変わらない一貫したホスピタリティだった。
いわば
’おもてなし’
を昔と何一つ変わらずに、やっていた。
食事はしなかったが、シェフのまことさんも、その笑顔から、何一つ変わらず、美味しいものを探求して創っているんだろう、ということは容易に想像できた。
そして、翌日、香土に電話をして、大切な人との食事の予約を入れた。
(今日の格言)
価値あるものとは、自分から売り込まずとも、お客さんの方から寄ってくるものだと思う。
人は誰しも自分の拠所を求めている。その拠所になれることは幸せなことだし、社会に生きている以上、その大小に関わらず誰しもが拠所になっていると思う。
同時にその拠点となる為には、どんなに苦しくても自分の正しいと思う理念とそれを貫き通す強い精神が必用だと思う。
P.S
香土に行って、心からまたこの地に戻りたいと思った。
今はしょうがない。
仕事を何よりも最優先する為にこの地を選んだ。そして、その判断は間違っていなかったと思う。
だが、僕には日々、遅くまで残って仕事をしてくれている大切な仲間がいる。
いつも遅くまで残って、クライアントのため、会社にために精力的に頑張ってくれている仲間がいる。
そんな仲間に近い将来、他では味わえないとっておきなものを体験をさせてあげたいと思う。
そして、僕自身も近い将来、前のエリアに戻りたいと思うし、その環境を自ら作ろうと思う。
2008年11月06日 00:20
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