2009年06月26日

日記 「旅立つ自分は。。。」

大げさなタイトルですが、テーマは引越しです。

 

この家に越してきた最大の理由は仕事に集中すること。

東京は下町の葛飾育ちながら、友達も居ないこの地に越してきて、ずいぶんと多くの人に支えられてきました。

二期連続の苦しかった赤字から、ようやく黒字に転換しました。

3月で決算が終わり、先週には株主総会も無事終わり。。。

 

株主は旧日商岩井の先輩達でもあるので、黒字ながら厳しいお言葉も頂ながら。

でも、黒字は黒字。

内容も極めて全うな黒字。

 

「二期連続赤字で、一体、どう総会やるんだよ。。。」

と嘆いてた昨年だったが、当時の先輩達、株主に約束した収益を達成できてまずは良かったし、ほっとした。

 

更にリーマンショックもあった中で、今期も上期が終わる前に既に黒字確実。

 

とにかくフェアマーケットバリュー以上の価値が提供できるよう頑張ります。

 

ここ3年、うちの会社の規模なりのリストラも断行して、本当につらかった。

自分が採用した仲間の首を切るのもつらかったし、その前段階で最後の最後まで信じて、厳しいことを言い続けた自分が何より嫌だった。

 

自分が自分でなかったし、なにより一番、嫌で最悪な仕事だった。

 

今から思えばとても青臭いが、心を鬼にして、男として辛らつな事を言い続けた自分そのものが何より嫌だった。

 

 

本当にダメな奴らだったと思う。

Yahoo!でサッカーニュースばっかり見ているは、ギャンブルに勤しんで給料の振込みは早いほうがいいと思い早めに振り込めば、それをあてにされたり。

仕事するふりが仕事になっていてしょっちゅう、プリントアウトしては、

「FUCK!!」

とシャウトして、ひたすら資料を作り直すわ、プリントアウトして一日中、それを繰り返して無駄な経費を使うやつもいたり。。。

 詳細に指示を出してもその通りにやってくれず、

’こいつは日本人と思って採用したけど、日本語がわからないのか!’

なんてスタッフも居た。

こんな恥さらしをするのはトップとしてどうかと思うが、それを隠すような柄でも僕はない。

 

でも、とてもいい奴らでもあった。

 

ダメダメだったが、人間としてダメなヤツは一人も居なかったと思う。 

 

彼らなりに一生懸命だったと思う。

 

振り返れば、トップとしての僕が全然ダメだったと思う。

 

僕の至らなさが仲間をダメにしたんじゃないかと思う。

 

そういった意味では、悪いトップにめぐり合い、貴重な時間を無駄にさせてしまったのではないかと申し訳なく思う。

 

もっと彼らのタレントを引き出すもっと上手いリードのし方もあったかもしれない。

 

だから、今でもその後がとても気になる。

 

みんな、元気で頑張っているだろうかって。

 

贅沢な話かもしれないが、みんな少しは成長してくれれば嬉しいのだが。。。

 

 

最近、デーラ先輩との邂逅もあり、10年前の鼻水たらしていた学生だった僕を鍛えてくれたN社長とも邂逅があり、最近、N社長のお店によくいく。

 

「なべは本当に何も変わらないな。特にその濃いヒゲが。ハッハッハ~~~!」

といわれるのですが、なんとも身が引き締まる思いだ。

 

学生だった当時は本当によく、しごかれた。

怒鳴られるは、鍋の掴みを投げられるわ、蹴られるわ。。。

本気で真剣に怒られていました。

でも、不思議とN社長に対して恨みは全くなく、感謝しかないです。

 

あの当時、仕事がどういうものかを徹底的に教わったと思う。

 

そして愛情があった。

 

こういった一本筋が通った不良中年でカリスマを持った経営者が随分減ったと思う。 

 

 

今、50歳を超えたN社長がいうのは、

 

’俺に不義理がある奴は俺の前に絶対に表れない。’

 

かくいう僕も不義理は多々していたのですが(汗)、なんだかんだ、N社長も世話した仲間と会いたいのが見え隠れして。

 

「俺が居ると皆、面白くないだろ?」 

 

と笑って言うN社長は懐が深いと思いながらも、これを機に当時の先輩達と同期と連絡を取って皆を集めたいと思います。

 

閑話休題で、本題に。

 

仕事に集中するという大義名分で引っ越した日本橋でしたが、もうその役目は終えたかな、という感じです。

 

プライベートでも色々ありましたが、十分に役目を終えたので、ここは潔く来月には引越しです。

 

月末月初と多忙な時期を越えたら、すぐに米国出張。

帰ってきて、すぐに契約と引越しです。

 

父がよく言っていた、’発つ鳥、跡を濁さず’ではありませんが、この地に越してきてお世話になった方々にも義理を欠かさぬよう、出立の準備を徐々に進めております。

 

自宅からの景色はビル群と屋上に設置された室外機のみでスーパーもなく。。。

 とっくに心折れていましたが、多くの方に支えられてなんとか踏ん張りながら無事に一つの役目を終えることが出来ました。

 

これらからは、新しい地にて新しい一歩を踏み出したいと思っております。

 

本当にありがとうございました。

 

この場を借りて御礼申し上げます。

 

P.S
このブログを見ている元スタッフ達へ。

お前らもしっかり頑張れよ。

 

2009年06月26日 00:37

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