2010年01月12日

日記 「たまには経済ネタを。」

連続で日サロネタだったので、たまたまこのサイトを訪れた方は、アホな会社なんじゃないか?とレピュテーションリスクを加味して、たまには経済的な話を。

 

JAL問題。揺れに揺れていますね。

 

山崎豊子の沈まぬ太陽を読めばわかりますが、日航は需要もない地方に便を出したりと、政治の良い道具に使われていたのは、僕が言うまでもないかと思いますが、ここに来て民事再生を取ったほうが個人的には良いと思っています。
(交通インフラである以上、DIPファイナンスはやむなしとも思います。ただ、資本コストが10%とDebtにしては高いのでこれを上回る営業利益率を出す計画が必要でしょう。)

上場廃止の話も速報で出ていましたが、事実上、国営になるのであれば上場廃止はやむなしだとも思いますし、資本政策上もこの後に及んで市場からの調達も厳しいですし、事実上、借り入れによる資本政策である点からも上場の意味はないと個人的には思います。

減資にしても上場廃止にしても既存株主からの反発であって、それは既存株主も責任を負うべき。

株主として大きな発言権があったわけですから、それを行使しなかったのが悪い。

行使しても、それでも経営陣のオペレーションが悪ければ、株を売ればいい。 

それが資本市場の原理原則だと思います。 

もっとも、実際には既存株主である銀行団も同時に融資も行っていたので、減資や上場廃止は利益相反になりますが、デットとエクイティは分離して考えるべきだと思います。

個人株主に関しては、株主優待券目当てが多いわけで、どうせ金券ショップに売るかフライトが安くなる程度のロイヤリティしかない株主ですから、これまた100%減資でよいと思います。
※これはあくまで個人的な意見です。

 

以上は資本政策的な見解ですが、経営面に関しては、まずは営業利益(つまり本業の儲け)が赤字である以上、抜本的に本業を見直さないといけないと思います。

売上がしっかりとある以上、明らかに販売管理費が大きすぎると思います。

 

これらも僕が言うまでもないわけですが、様々な利権が絡んでるし、労組も強いし、担当レベルからすると本当に大変だと思います。

 

暗い話題が多い中、今日の日経でよかったのが同じ航空宇宙産業で日本が欧米向けに衛星部品の受注が相次いでいること。

 

 

我が社も今期はボチボチな感じなので、3月末の10周年に向けて頑張りたいと思います。

 

2010年01月12日 00:16

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