モチベーション
スタッフのモチベーションを上げることはとても大事です。
これは僕もいつも気に掛けていることでもあります。
我が社にはインセンティブ制度という、ようするに年4回のボーナスを支給しています。
これは一旦、リセットして第二の創業と位置づけた際。
人件費のベースを低く設定する変わりにインセンティブを厚くするというものでした。
実際、多くのインセンティブが支払われました。
このインセンティブ制度自体、会社としては固定費を下げ、変動費化して頑張った社員には厚くボーナスで報いることができ、会社としても前期を上回る業績を出すことができ、会社も取引先もスタッフもみんながハッピーになる制度として上手く機能しました。
その後、やはりインセンティブよりベースが高い方が生活も安定するし良いという要望もあり、経験を積んだこともあり、大幅なベースアップを前期は行いました。(いわゆる春闘の「ベア」ってやつです(笑)。)
会社としては固定費(人件費)が高くなる分、法定福利費もそのテーブル通りに高くなります。
つまり、事業計画上、固定費が高くなる分、それを回す資金調達のコストが発生したりと、様々な面でコストがかかり、事業計画もより堅実なものになり固定費が低かった以前よりもインセンティブのウェイトが低くなってしまいます。
更に今期は人材の補強と新規事業が事業計画に含まれている分、固定費が大幅にアップしています。
さはさりながら、どうしても前期のインセンティブのハードルと大幅にアップした今期を比較しまいがちな気持ちもよくわかります。
また、自分の頑張りを数値でが故にそれに走り勝ちなのもよくわかります。
でも、ちょっと考えてみてください。
我が社は生産性を高めたり、よりより仕事環境を作るための設備投資は「NOといえない日本人代表」と思われるくらい、やってきています。
また、風通しのよい文化があったり、我々の価値を理解してくれる企業との取引を選んだりと、それはそれで恵まれた環境にあると思います。
大きな仕事を一任されることもあります。
これは僕の責任でもありますが、決してお金だけに走らないでください。
若い時はどうしてもそうなりがちですが、お金の奴隷になることほど、不幸せなことはありません。
更には決して外に話しても恥ずかしくないくらいのベースは出していると思いますし、期末の利益処分の際は会社の業績や資金調達等、様々な側面からバランスを見て適正に利益処分してきたつもりです。
今日はミーティングでインセンティブのハードルで皆さんがどうも納得がいかないようでした。
今期は優秀な人材の獲得と育成。新規事業への投資という経営目標を掲げています。
であれば、個人の利益よりもまずは仲間を増やすこと。
収益の根源である会社を反映させること。
そうすれば、社員も含めワイズに関わるステークホルダー全員がハッピーになります。
それを第一義に考えなければいけません。
お金は後から必ずついて来ます。
それは結果として必ずついて来ます。
贅沢な話かもしれませんが、
「今は人材に投資を行っていきましょう。仲間を増やし、育成し、掛け算で収益を伸ばすことが何よりのモチベーションです。」
そう言って欲しかったな。
今日はちょっと残念な日でした。
でも、皆さんの日々の頑張りを見ているとそう思うのも当然だと思います。
今いるスタッフの意識の高さがそのまま会社の成長に繋がってくると僕は思っています。
どんなに忙しくても大局を見失わないで欲しいと思います。
2006年05月29日
バランス感覚
スタッフ皆さんへ
久々に「CEOからのメッセージ」です。
あらゆることに通ずるもののひとつに『バランス感覚』があると思います。
4年前か3年前くらいでしょうか。
尊敬している先輩でもあり、イービストレード(日商岩井の子会社)の執行役員で先輩でもあり、創業期から我が社の株主にもなって頂いてる寺部さんからこんなことを言われました。
「あつしはバランス感覚が凄いよ。絶妙だよ!」
イービストレードの忘年会か歓送迎会のときに酔いながら言われたのですが(笑)、そのとき、意識していなかったバランス感覚というものを意識し始めました。
そして、自分はバランス感覚がよいと勝手に思っていました(笑)。
いや、うれしかったんですね。純粋に。
そして、ある一定の範疇においてはバランス感覚がとてもよかったとも思います。
ですが、恩師である板倉さんから去年のクリスマスパーティに、
「渡部はようやく、言っていることとやっていることとが一致し始めた。」
と言われました。
バランス感覚とは、実は紙一重でその状況が変わり、悪いほうに触れると、ただの
「調子のよい奴」
になってしまうと思います。
僕は時にはバランス感覚がよく、時には調子のよい奴だったのではないかと反省しています。
言ったことには責任を持って、うまい言い訳を作らずそれとトコトン向き合うことが大事なんだと思います。
人には様々な事情があると思います。
でも、それは皆同じ。
それを言い出したら、収集がつかなくなります。
自分の都合はぐっと腹にしまって、所属するチームや社会に対してバランス感覚を持ちながらできることをきちんと発言し、それをきちんと実行に移す。
それを粛々とこなす。
そうすれば道は必ず開けると思います。
わかる人にはわかりますし、見ている人は見ていると思います。
というわけで、スタッフの皆さん。
バランス感覚を保ちながら、きちんと発言し、きちんと実行していきましょう。
実行できないとわかったら、すぐさま相談して、足りなかった部分を見つめなおし、次に生かしていきましょう。
2006年04月05日
弊社第6期の始動
早いもので弊社も4月で第6期を迎えることになりました。
第5期の決算の見通しもROICとWACCのスプレッドから見ても企業価値がさらに高まっており、今期の見通しも大変、明るいものとなっています。
数字にこだわることはとても大事ですが、数字にこだわることとお金にこだわることは全く別物です。
そういった意味では、5期は数字、経験、楽しさ、etc...
これらのバランスがとても取れた年になったと思います。
これも、日々、皆が自身に厳しく。
仕事に厳しく。
ワイズネットという一つの理念と価値観に重きを置いて励んでくれたお陰だと思います。
どうもお疲れ様でした。
また、今回の好決算。
更なる好条件の資金調達。
好評判からくる新たな素晴らしくエキサイティングな引合。
続々と入社してくる優秀な新しい仲間。
これらの喜びは誰かの者ではなく、皆のものです。(ステークホルダー全員を含め)
それを共有しつつ。
かみしめつつ。
新たな6期目。
5期よりもエキサイティングな6期を皆で築いて行きましょう。
いつもありがとう!
新しい仲間
弊社第六期目の初日となる4月3日(月)より、慶應ビジネススクールのインターン生が2名、着任しました。
難関大学を卒業し、優良企業に在籍し、実務経験を積んだ彼らが自費で経営者が10年間掛けて学ぶといわれるビジネススールに進学し、そのインターン先として弊社を選んでくれたわけです。
僕は様々な失敗から採用といった人事全般には相当厳しく見ています。
彼らも弊社に来る意思決定をする前に、面談以外にも様々なメールもやり取りがありました。
お互いが中途半端な気持ちで、仮に一緒に仕事をすることになっとっしても決して良い結果にはならないだろうという思いから、決して妥協せずに厳しいことも言いつつ様々なやり取りを経て、最終的に弊社を選んでくれ一緒に仕事をすることになったわけです。
彼らにとってみれば、インターン期間をどう過ごすかというジャッジはとても重要な意思決定であると思います。
なぜなら、彼らにとってのインターンは大企業を離れ、2年間実務を離れ、高額な学費を自費まかない、勉強したからにはそれなりの高い志を持っており、高いレベルでの時間的価値を追求していると思うのです。
なので、僕も通常の面接以上に今回の採用は気合を入れていました。
受入れが決まり、実務に入った今。。。
今後、彼らが起業するなり他社に就職するなり、ひょっとしたら弊社に正式に入社するなり。
お互いが貴重な時間とエネルギーを注ぐわけですから、どのような形になるにせよ、後で振り返った際に。
「ワイズネットで貴重な経験が積むことが出来た。本当に良かった。」
と思ってもらえるような環境と機会を僕は提供する義務があると思っています。
また、インターンだからといって他の社員と区別するつもりもありません。
それは彼らにとってもクライアントにとっても失礼だと思うのです。
彼ら(T君、M君)が持っている今までの素晴らしい実務経験に加えてビジネススクールで学んだハイレベルな理論。
これらを是非、弊社のクライアントに思う存分、その能力を発揮して結果、自身の良い経験に繋げてくれればと思う次第です。
また、今回、T君、M君のようなエリート・エスタブリッシュメントな人材を採用したことはじつは、僕も多くのことを学ばせてもらうことになると思っています。
いや、今居る社員も多くのことを学ぶことになると思いますし、多くを学んで欲しいと思います。
なぜなら、価値提供は価値創造をするのを共通目的とした場合、社歴や年齢、年次、タイトルは関係なく、お互いがお互いの強みや能力を認め、素直にリスペクトすべきだと思うのです。
というわけで、T君、M君。
また、社員の皆さん。
我々にしか出来ない、素晴らしい価値を創造してクライアント、ひいては社会に提供して行きましょう。
よろしくです。
P.S
今回、このような機会を与えていただいた、慶應ビジネススクールの大藪先生へ。
誠にありがとうございます。
尽力させて頂きます。
この場を借りて重ねて御礼申し上げます。
2006年02月10日
中長期で取り組むべきこと。
スタッフの皆さん。
第四四半期ともあり、様々な案件を抱えながら、僕からの要望もありと、お疲れ様です。
今日は、僕が注力していること、重きを置いていることを綴りたいと思います。
今のワイズネットは少ない人数ながら、業界的に
・スピード
・コスト力
・サービス力
・適応力(守備範囲の広さ)
が高い企業であると自負しています。
これは、社長ということを割引いても決して過剰な評価ではないと思います。
(そう思われないクライアントの方がいらっしゃいましたら、是非、ご指摘ください。汗)
一方、予算達成や新規事業以外に僕が注力していることがあります。
それは、限られた経営資源をより合理的に活用するための仕組みづくりです。
これは営業面しかり、制作しかり、バックオフィスしかりです。
経理を例に挙げると決算や税務面はコンプライアンスに厳しい会社にあらゆるチェックをお任せしています。
また、それらを判断するための積み上げとなる日々の経理オペレーションも会計事務所にアウトソースする方向で居ます。
さらに、ある大学の優秀な学生たちにインターンかアルバイトという形で様々なサポートをしていただく態勢作りも行っています。
一言で言うと、合理性の追求です。
弊社のようなベンチャー企業は、皆が知恵を絞り、様々な業務を合理的にプロセスを単純化し、的確なディレクションをすることで、より効率的・高収益な企業体を形成できると思います。
いや、それを追求し続けないといけないと思っています。
短期的には見えにくいものではありますが、この積み重ねが大きな企業価値を創造するファクターの一つになると信じています。


